光をあげる
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『仁ッ』
トイレから出た私は廊下で待ってた仁に抱き着いた
仁「うわっ!!」
『私…妊娠…してなかったよ』
思わず仁を抱きしめる力が強くなる
仁「え…じゃあ…きたんだ!?」
『うんっ』
まるで今までの不安をぶつけるみたいに仁を抱きしめた
仁「ほら麻世
ちゃんと亀梨のとこに行ってやれ、先に走ってったの亀梨だったんだけど、俺が止めてきちゃったんだ」
仁の胸から顔を離すと
仁はとびっきりの笑顔でいてくれた
そうだったんだ、和也も追いかけてきてくれようとしてたんだね
『うんッ!!』
そうだよ…
不安なのは私だけじゃない
和也だって…きっと不安でいるはず
私は教室まで全力で走った
ガラッ━
『和也っ…』
「…麻世……」
和也は椅子に座り込んでいた
急にあんなこと言われたら混乱するに決まってる
私はゆっくり和也に近づき
和也を抱きしめた
『和也…混乱させちゃってごめんね
私ね…妊娠してなかったよ』
「………」
こんなに動揺してる和也を見るのは初めてだった
大きく息をついた和也はやっと安心できたのか
私を強く抱きしめた
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