光をあげる
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三日ぶりの学校
重い足取りでトボトボと教室に向かう
教室に近付くにつれて
不安は大きさを増していった
ガラ━
仁「麻世っ」
ゆっくり教室のドアを開けると
自分の席に座っている和也と
和也の机に座っている仁が目に入った
私に気づいた仁は人懐っこい笑顔を私に向けながら近寄ってきた
仁「大丈夫??無理してねぇ??」
『…うん』
仁「よかった」
私の返事を聞いた仁は私の腕を引き
和也の席の元まで連れていく
「………」
和也は私に何も言おうとせず
ただ私に目線を向ける
『………ッ』
私は何も話せずに和也から目線をそらした
「よくわかんねぇんだけど…」
明らかに不機嫌そうな和也の声
仁「…大丈夫だよ」
仁は私を落ち着けようと耳打ちでこう言ってくれる
だけど…
私…和也と向き合えない
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