光をあげる
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ピリリリリ━
私が学校を休んで三日目の午後
今日初めての電話の着信音が鳴った
相手は仁
ピリリリリ━
いつもは私が出ないとわかれば電話は切れるのに
今日はやけに長く着信音が響く
悩んだあげく…私は震える手で携帯を手に取った
ピッ━
『…………もしもし』
≪麻世…??
どう??体調は≫
仁の声を久しぶりに聞いた…
『大丈夫…だよ』
≪そっか…よかった
麻世??一人で抱え込むの…よくねぇよ??
今日さ…学校にこれねぇかな??≫
心配されてる………
そうだよね…
いつまでも逃げてちゃいけない…
『放課後に…行く』
≪おう…待ってっから≫
逃げてたって…
何も変わらないよね
.