光をあげる
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人の噂も…何日だっけ??
日が経つごとに和也の噂は薄れていった
警察沙汰になった事件は本当の話だから消えはしないけど
和也はクラスに少しずつ馴染んでいった
遅刻や早退はしなくなった
授業を抜けるのだって
一週間に一回くらい
ただ…授業中は爆睡だけどね…
それでもよかった
なんの違和感もなく教室にいる和也の姿を見るのが嬉しかった
ただ私のほうは…
おかしくなっていった
仁「麻世…大丈夫??
なんか顔色悪くね??」
朝のショートをしてる時
仁にこう言われた
『…えっ??』
その質問にドキッと心臓が鳴る
「…俺も思ってた
調子悪いの??」
『…ッ』
左側の席の和也は机にほお杖をつきながら仁と同じようなことを言う
『な…なんかさ…最近さ…寝不足なんだよね』
わざとらしいって自分でも思ったけど
困ったように笑って目をこすってみせた
仁「………」
「………」
もちろんそんな下手な演技で二人が納得してくれるわけがない
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