光をあげる
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上がった息を整えながらも
私の意識は朦朧としていた
「おい…大丈夫か??」
隣に寝転ぶ和也は私の髪に触れ心配そうに聞いてくる
なんで和也は平気なんだろう…
『………』
でも私には答えられる気力が残ってなくて
小さく頷いた
「ホントかよ」
和也はまた柔らかく笑った
そして私の乱れた服装を丁寧になおしてくれる
私のブラウスのボタンをひとつひとつはめてくれる和也を呆然と眺めた
「よっしできた
じゃあ俺先に教室戻ってるから…疲れたんなら寝てろよ」
私の唇に小さくキスをした和也は
そのまま保健室から出ていった
寝返りを打つと和也の匂いと温もりが私を包んでくれた
嫌な噂のことも忘れて
心はかなり満たされている
安心しきった私はそのまま眠りについた
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