光をあげる
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「……ちょっときて」
和也はそう言って上半身を起こしてベッドの上に座った
和也が指差す場所はベッドの上
『…え』
さすがに私でもそれは戸惑う
「早くしろっ」
和也は私の反応を無視して腕を引っ張ってくる
『う…わ…わかった』
私はためらいながらもベッドに上がった
「まず一言…」
目の前の和也は真剣な目つきで私に話しかける
『う…うん』
その和也の目線にドキッとしながらも返事をした
「麻世ウザい…」
『は…はぁ!?』
ふぅっとため息を漏らしながら言われた
私は和也の言葉を理解するのに時間がかかってしまった
「でも…それが名前のいいとこなんだよな」
和也はそう言って
柔らかく笑った
『和也が…笑った……』
すごく嬉しかった
和也の頬にそっと触れた
「ん…??」
和也は自分が笑ってること…気づいてないのかもしれない
『…嬉しい』
それでもいい
きっと…すぐに気づくよ
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