光をあげる
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「なんだそれ」
和也も笑い声まじりになった
『今日は私…教室に帰りたくないな』
そんな和也を見てると
ぽつりと本音が出た
「なに…??あんなの気にしてんの??」
モゾッと和也が布団から顔を出した
『だって…みんな…うるさいんだもん』
気にしてるつもりはなくても
気になるに決まってる
「いつかこうなるってのは…なんとなくわかってた」
『え…??』
意外な和也の言葉に私は耳を疑った
「危ねぇバイトしてるとか…女遊びって言うのはただの作り話だけど…
暴力事件起こして警察沙汰になったってのは…マジだから」
和也が…まっすぐ私に話してくれてる
『…親友とケンカしたって…本当だったんだね』
「元親友な」
そのあと和也は≪裏切られたんだ≫と付け足した
少しずつ…繋がっていく…
転校してきたばっかりの和也は
今以上に人を避けてた
『和也…私……』
≪麻世も…
そんなヤツの近くに…いたくねぇだろ??≫
ふいに蘇る和也の言葉
『前も言ったばっかりだけど…
和也のそばにいたい…』
和也のそばに
いさせて
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