光をあげる
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≪だるい≫と言った和也
なんだかいつもと様子が違った…
無理もないよね…
私だったら…耐えられない
私が向かった場所は
屋上じゃなくて
保健室だった
ガラッ━
『失礼しま…す』
陽射しを遮断するように全部のカーテンが閉まっている
保健室は太陽の光でほんのり暖かかった
先生がいる様子もなく私は部屋に足を踏み入れた
『和也…??』
四つあるベッド
一つだけカーテンが閉められていた
そっと覗くとそこには和也がいた
布団にくるまってて
顔は見えないけど
髪の色は間違いなく和也
私はカーテンの中に入ってベッドの横にあった椅子に腰をおろした
「なんで俺がここにいるってわかった…??」
急に話す和也に驚きを感じることはなかった
『なんとなくだよ
それより…大丈夫??』
「ただの口実だし」
『だと思った』
なんとなく…和也がこう言うと思ってたから
笑いが込み上げてきた
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