光をあげる
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「すげーな赤西」
和也は仁を見てフッと笑った
仁「だって俺はクラス委員だからな」
得意気に仁は笑って見せた
『普段はクラス委員の仕事しないくせに』
仁「それ言えてんな」
こんな時…
私を守ってくれる人がいることを確信する
それと同時に人の暖かさを感じることができる
和也にも伝わったかな…??
「…だるい」
二限目が終わった時
和也はそうつぶやいた
『えっ大丈夫??』
「……抜けるわ」
私が和也の顔色をうかがう前に和也は席を立って
そのまま教室を出て行った
すると教室はまたザワザワしてくる
≪危ないバイト≫
また聞こえる嫌な言葉
私はとっさに隣の席の仁を見た
『………』
仁は机に俯して爆睡していた
頼ってばっかりじゃダメだって思った
依然ザワつく教室
もう限界だった
バンッ━
私は机を思いっ切り叩いた
シンとなった教室
全視線を受けた
『そんなに気になるなら…本人に聞けばいいじゃん』
私は一言そう発して教室を出た
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