光をあげる
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ガラッ━
その時
和也が教室に入ってきた
みんなが一斉に黙り込み和也に目線を送る
「………」
和也はその視線に気づかないほど疎くない
教室全体を見て
冷たく笑った
仁「亀梨っ!!おはよ」
沈黙の中
教室には仁の声だけが響いた
「…おー」
和也は何事もなかったみたいに自分の席へと足を運ぶ
『おはよう』
「…はよ」
ふぁっとのん気にあくびをする和也は
まるでこの空気を気にしてないみたいだった
和也が教室にきてから
みんなの目線は三分割された
その目線が気にならないハズがない
≪亀梨≫≪暴力≫≪女遊び≫
コソコソ聞こえる単語が私を極限状態まで追い詰める
『いい加減にっ…』
仁「クラス委員から命令でーす!!」
仁は耐え切れなくなった私の言葉を遮った
『じ…ん…??』
仁「いい加減黙れよ…気分悪くなるヤツもいるんだからさ…」
仁の言葉が心に響いた
教室は一気に静まった
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