光をあげる
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その日はなぜか
朝から教室がざわついていた
みんなが目を向ける先は
私と仁
『ねぇ…なんか見られてる気がする』
私は仁に耳打ちをした
仁「………」
でも仁は腕を組んだままで何も言おうとしない
『なんなの…??』
少し不機嫌になりながらも私は教室全体を見回した
やっぱりみんなの視線は私たちに向けられてる
とても和やかな雰囲気ではない
仁「亀梨の噂が流れてる…」
『…え??』
仁「前の学校で…警察沙汰になる暴力事件起こしたとか…
危ねぇバイトしてるとか…色んな女と遊んでるとか…」
仁は私にしか聞こえない小さな声で言った
仁「だから…亀梨と一緒にいる俺らが気になるんだろ」
『………』
誰が言い出したのかなんて
そんなのはもうどうでもいい
私はただみんなからの視線を受け
イラ立ちを隠せずにいた
本人から聞いたわけでもないのに…
そんな話…大嫌い
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