光をあげる
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「麻世が俺のこと名前で呼んだら教室行く」
そっと手を戻した亀梨君はこう言った
名前を呼ぶだけでいいのなら
何回でも呼ぶよ
『和也』
私はなんのためらいもなく亀梨君の名前を呼んだ
「簡単だった??」
『まぁ…名前呼ぶだけだしね…』
「そっか…」
そう言った亀梨君はふて腐れたように寝転んだ
『ちょ!!亀梨君っ!!名前呼んだら教室に戻るって言ったじゃん!!』
寝転ぶ亀梨君を揺さぶった
「和也……だろ??」
『か…和也』
とっさに出てくるのは
≪亀梨君≫
だけど彼にはそれが気に食わないようだ
『和也…教室に戻ろ??』
少しドキドキしながら呼んだ名前
慣れてなくて
なんだか…ぎこちなかったね…
でも同じ時間を過ごすたびに
≪和也≫
そう呼ぶ自分にも違和感は感じなくなっていった
和也が≪麻世≫って呼ぶから
違和感は思ってたより早くなくなったと思うんだ…
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