光をあげる
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…おもしれーな」
亀梨君にからかわれてるのはわかってる
でも私はその対処法を知らない…
『…おもしろくなんかないっ』
亀梨君はゆっくりと体を起こして私と目線を合わせてしゃがんだ
『…もう少しでショートが始まっちゃうよ』
真正面の亀梨君に訴えるように私は言った
「関係ねーよ」
ここで≪教室に戻ろう≫なんて言っても亀梨君は動いてはくれないだろう
『どうしたら教室に戻ってくれる??』
ここは私が大人にならなくちゃ
「…………」
私の問いに亀梨君は一向に答えようとしない
ただ伏し目がちに
右手の親指で唇を触っている
何かを考えているようにも見えるその姿
私は同時に亀梨君の色気を感じたりした
『あの…亀梨君??』
あまりにも亀梨君の沈黙が長くて
私は彼の顔を覗き込んで名前を呼んだ
「…それ」
『えっ…』
やっと亀梨君がしゃべったと思ったら
右手で私の唇に触れていた
『なっ…何??』
その予測できない亀梨君の行動にドキッとした