光をあげる
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
仁「雨降りそうだな…」
『うん…』
真正面に広がる分厚い雲を呆然と眺めた
仁「麻世…??」
仁に腕をつかまれた
『ん…??』
私が仁のほうを振り向くと
仁はいつもなら見せないような…真剣な顔をしていた
仁「なんかあったら…すぐ俺に言えよ…??」
『…うん…ありがと』
仁の優しい言葉…ちゃんと心に響いたよ
スゥッと雨が降り出しそうな空気を吸った
アスファルトの独特な匂いが漂ってくる
亀梨君は青空の下よりも
曇り空のが好きそうだな…
明るい場所よりも…
暗闇が似合いそうなオーラしてるもん
『私…亀梨君のホントの笑顔が見たいな……』
仁「………」
ただの独り言だけど
仁の反応がなくて
私は隣に寝転がる仁を見た
『…早っ』
仁はすでに夢の中だった
いつもこうやって授業サボってんだね…
なんとなく呆れたけど
私にはもう教室に戻る気が少しもなくて
仁の隣で眠りについた
そのあと仁に起こされたのは言うまでもない