光をあげる
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私は朝からイライラした手つきで机の中に置きっぱなしの教科書を全部取り出した
仁「おはよー麻世…って…あれ??
何してんの??」
あくびをしながら教室に入ってきた仁を
私はキッと睨んだ
『散々な目にあったよ』
仁にはそうとだけ言って
私は昨日運んで置いたとなりの机に教科書をバサッと置いた
仁「あれ??俺のとなりに移動??
つか…こんなとこに席なかったよな??」
なんだか仁の質問にもイライラは増すばかりだった
『…………』
私は無言で仁のとなりに座った
私の元の席は窓際の一番後ろの席で
席替えで奇跡的に手に入れた夢の席だった
だけど先生は転校生を私がいた席に座らせたいらしい
もちろん反論はしたけど…
大人はズルくて…私は無力だった
私が昨日必死になって運んだ机と椅子は
そのまま自分の席となった
配置にしてみると
私の右隣りは仁
左隣りは転校生になる
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