君の夏
夢小説設定
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「ほらよ
着ましたー」
ガタン━
そう言って和也は
少々ふて腐れながら私が座ってる前の席に
しかも体は私のほうを向けて座った
なんで近くにくるかな…
焦るじゃんか…
「メシ!!食おうぜッ」
トンとバッグから弁当をだした和也は
私の机にそれを置く
『なッ…』
「一緒に食おうよ」
≪なんで和也と食べなきゃいけないの!?≫って…
恥ずかしくて叫びそうだったのを押さえた
『………』
私は無言で弁当を机に置いた
「優知ってる??
俺ら甲子園行くこと」
弁当のおかずを頬張りながら和也は言う
『知らないほうがおかしいよ』
地元の新聞でも大々的に載ってたし
「だよな」
…地区予選も
全部見に行ったんだよね
甲子園に行くの決まったときは嬉しかったなぁ
「優…応援にきてくれてたもんな」
私は手に持ってた弁当箱を机に置いて頭を整理した
『…なんで!?』
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