君の夏
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「あぁ…そっか」
私が言わなかったらずっとしゃべってるつもりだったのか…
和也は今思い出したみたいにその場に立ってグラウンドに目を向けた
「昼休みだー!!
しっかり水分補給してガッツリ食って昼からの練習に備えろー!!」
「「うーっす!!」」
和也の一言でグラウンドに散らばっていた球児達が集まってくる
和也は副主将だ
『職権乱用ッ』
私がこう言うと和也は
≪だって腹が減ったんだもん≫
と言って去って行った
『はぁ…』
自然とため息が出る
せっかく和也と話せてるのに
≪頑張って≫の一言も言えないなんて…
私は誰もいなくなったグラウンドをまだ見下ろしていた
昼からの練習…どうしよっかなぁ…
さすがにずっと見てたらウザイかな…
だいたい…私がここにいる理由は
≪暑いから≫だもんね
自分で言って自分で困ってるしー…
??「おッ…まだいた」
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