君の夏
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ガラッ━
教室のドアが開く音がして
私はそっと振り返った
「今日も暑いから帰らねぇの??」
『…和也っ』
そこには制服姿の和也がいた
「まぁ今日もあっちーもんな」
和也は笑いながら私がいる窓際まできた
そして私の真正面に立って
こう言った
「昨日はありがとな」
『……ッ』
昨日の試合が鮮明に
私の頭を駆け巡る
「勝てなかったけどさ…
俺としては満足できた試合だった」
『そっか…よかった……
だから和也は泣かなかったんだね』
和也は強い人
負けてしまったけど…誇りを持ってる
「負けたのは悔しかったけど…優が俺の分まで泣いてくれたから…泣かずにすんだ」
『えっ…??』
「優…泣いてた」
だって和也…頑張ってた
『…』
.