君の夏
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『暑いのに……』
私は下敷きでパタパタと首元をあおぎながら
窓際に向かった
窓の外に広がるグラウンド
和也は
いつもそこにいた
『…すごいなぁ』
校舎の三階から
彼を見るのが
ちょっとした日課になってた
夏休みも始まってるのに
私は一体学校で何してるか…
そんなの
補習に決まってる…
だけど私としてはラッキーなのかな…??
補習を理由に学校に居座ることができる
だからこうやって毎日
和也を見ることができる
『………』
それだけで幸せを感じてしまう私は
かなりの恋患い…なのかな…??
なんだかそれが悔しくて
下敷きをあおいでた手が速まった
.