君の夏
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それから二十分くらい経って
補習が終わった
私は自分の席に座ったまま
教室を次々と出ていく生徒を目で見送っていった
「優ッ」
なんとなくそんな気はしてたけど、和也は私に用があったみたい
教室のドアにもたれて私を見る和也
『な…何??』
私はその和也の視線にすらドキドキする
「ホントは昨日言いたかったんだけど
優が珍しくすぐに帰っちゃったからさ…」
帰ってったの…やっぱり見られてたんだ
和也は私のほうに歩いてくる
そしてトンッと両手を私の席について
私の目を見た
「明日の試合…応援きてよ」
『え…』
直々のお願いに私はすぐに反応できずにいた
「…無理??」
それから少し残念そうにする和也を見て
私はハッとした
『…行っていいの??』
遠慮がちにこう聞いた
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