君の夏
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『む…むかつく…』
和也には腹が立ったけど
そんな和也をすきでいる自分にも腹が立つ
一回すきになっちゃったら
嫌いになれないんだもん
まぁ…
嫌いになるつもりないけど…
私の足は無意識に窓際に向かってた
和也が見たい…
私は窓から外を見下ろした
『って…あれ??』
でもグラウンドには誰もいなかった
私は一分くらい首をかしげたあと
野球部が視聴覚室にいることを思い出した
時間は二時
気温にしたら決して低いわけではない
むしろ一日の中で一番気温が高い時刻だった
やだ
ホントに暑いから帰りたくない…
私は窓際の席に座り
横目で誰もいないグラウンドを見た
それにしても…
≪もしかしてあの人が先輩の言ってた…≫
後輩の言った言葉が頭から離れない…
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