君の夏
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「あッそーだ
優は甲子園球場まで応援きてくれんの??」
弁当を食べ終えた和也は私の顔をのぞきこんで聞いてきた
『…わかんない』
私はまだ機嫌が直らなくてそっぽを向いて答えた
「ま…しかたねぇか
遠いしな」
フゥとため息をつく和也は悲しそうな顔をしたように見えた
『…なんで??
私じゃなくても応援してくれる人はいっぱいいるじゃん』
なんで和也がそんな顔したのかがわからなかった
「そうだけど…」
『そうだけど…??』
「そう言えば優はなんで野球すきなのに
マネージャーとか吹奏楽とかチア部に入んなかったの??」
あれ…
話題そらされた…??
『んー??野球がすきって言っても…最近の話だし
いまさら入る気ないよ』
「ふーん」
ふーん…て……
普通の反応すぎ!!
そりゃ私だって…
マネージャーとかしたかったよ…
だけど和也に出会えたのが遅くて…
結局私は和也のためにできることはない
もっと早く会いたかったって…思ってるよ
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