私の願い
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『赤西く…』
「香笑!!」
突然呼び捨てにされる
『…え…??』
「俺香笑って呼ぶから香笑も俺のこと仁って呼べよー」
ほっぺをプゥッと膨らまして
これまた反則の顔をする
『い…いいの??』
私が恐る恐る聞くと
「何言ってんだよ
俺ら友達じゃん」
パッと笑顔になって彼はこう言った
『…ありがと…』
彼の言葉が単純に嬉しくて…顔が赤くなってるのがわかった
私は少しうつむき加減に言った
「じゃーな香笑」
『う…うん』
笑顔で私に手を振って授業に向かう彼
友達……
友達かぁ…大丈夫…
確かにフラれはしたけど
まだ希望はあるよね…??
『よしッ』
小さくガッツポーズをして
私も次の授業のため移動を始めた
『あ…』
謝りそびれたことに気づいたのは
それから三分経った後だった
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