私の願い
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「もう…やだ」
彼の言葉が
静かに部屋の中に響く
『…??』
「おかしいよな…
友達でいるの…無理っつったのは俺なのに」
私の肩を掴んで
目を合わせてくれた仁は
困ったように笑ってた
『………』
「香笑が熱で倒れたって聞いただけでこの有様」
それで…
来てくれたの??
『ねぇ…それ……
友達なんだって……思っていいの??』
私が涙ながらにそうやって聞くと
仁は笑顔で私の頭をなでてきた
「なぁんかさ…
もう香笑のこと手放すの…いやなんだ」
左手を口元にもってって
フッと笑う仁
「それって友達ってことなのかな??」
手放すのが…いや…??
友達…
なのかな…??
『わ…わかんないよ
そんなの……』
「これでも…??」
仁は私の前髪を上げて
おでこをくっつけてきた
.