私の願い
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『仁…??』
「…ん??って香笑
何泣いてんの!?」
私の顔を覗き込んだ仁はギョッとした
『友達でもないのに…
心配する必要なんて…ないよ』
自分がどれだけ可愛くない言葉を言ってるのかくらい
わかってる
だけど…
素直に
ありがとうなんて…
言えない
「…」
私から目をそらす仁
『…離してよ』
私も仁を見れなくなって
仁の胸を押した
『キャ!!』
でも逆に
仁に強く抱きしめられた
「やだ…」
『ちょッ!?』
やだって…何!?
「もうやだ」
仁はよりいっそう私を強く抱きしめた
『………ッ』
意味わかんない
仁はズルイ
私の気持ち知ってて
こんなことするの…
私は仁のことがすき
だけどもう
考えたくなかった
考えたくなかたったのに
仁はそれを許さないんだ
仁はズルイ
でも私には仁を突き放す力なんてなくて
仁の腕の中で涙を流した
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