私の願い
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ガチャッ━
バタンッ!!━
「香笑ッ!!」
私が床に寝転んでから十分も経たないうちに
ものすごい勢いで
ドアを開け閉めする音が聞こえたと思ったら
私の名前を呼ぶ
仁の声が聞こえた
「香笑!!大丈夫か!?」
フッと身体が浮いた気がして
うつろな目をそっと開けた
『…仁??』
仁だ…
私…
夢でも見てるのかな??
「熱!?下がってないの!?」
私は仁の腕の中にいて
仁はすごい心配そうな顔をして
私を見てる
『……じ…』
いまいち状況が理解できない私は
何もしゃべれないままだった
「無理してしゃべんなくていいから」
仁の大きな手が私の頬に触れる
それだけでなんだか安心できた
.