私の願い
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泣いてる私なんか放っとけばいいのに
亀梨君は私の手を離そうとはしなかった
≪亀梨君は授業いかなきゃ≫
こう言っても彼は
≪あんなん単位が取れればいいんだよ≫
と…軽く流した
そのまま大学の外へと向かっていく
気がつけばそこは最寄りの駅で
私たちがいつも乗る電車に乗りこんでた
『ねぇ…どこ行くの??』
揺られる電車の中
亀梨君の手はまだ私の手を掴んでる
和「俺ん家」
ただ亀梨君の≪俺ん家≫発言にはびっくりしすぎて何も言えなかった
和「次の駅でおりたらすぐ着くから」
え……何も気にしてないのかな…??
『あの…でも……急にお邪魔しちゃっていいのかな…??』
亀梨君の様子を見ながら遠慮がちに聞いてみた
和「俺一人暮しだし
俺ん家だったら香笑…まわり気にせず泣けるかなって思って…」
えと…亀梨君…薄笑いしてる…!?
からかってんのかな…って思ったけど
これは彼の優しさなんだってこと
すぐにわかった
『……ッ』
きっと
何回お礼言っても足りないかも…
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