私の願い
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和「あれ??…香笑…メシは??」
学食を出たすぐに亀梨君に会った
『え…と……レポートが…』
こんなウソ
亀梨君にバレないわけがない…
和「…ばーか」
鼻で笑われた
『ちょ…バカって…どうして!?』
和「私は辛いです…って顔に書いてあんだよ」
『え!?ホントに!?』
そう言って頬を隠した私は
また彼にバカにされることになる
和「バカだな…」
言葉は乱暴なのに
私の頭を優しく撫でてくれた
『……ッ』
その優しさにこらえ切れなかった涙がポロポロ落ちた
和「あーあー…ひっでぇ顔してんぞ」
『だって………ッ』
和「…無理してしゃべんな」
『わッ』
彼は急に私の腕を引いて歩きだした
和「どうせ次の授業とかでねぇんだろ??
だったら帰るしかねぇじゃん」
私の答えを聞かずにスタスタ歩き続ける亀梨君
…確かに授業…こんな状態ではでるつもりはなかったけど…
『仁が亀梨君のこと待ってるッ…』
しばらくして
やっと普通に声がでるようになった
和「あーそれならさっきメールしといたから」
『え…なんて…??』
和「香笑とレポート仕上げるから先食ってて…と…
帰りも香笑と残ってくから先に帰っといて…って送っといた」
『ありが…と……』
亀梨君は私のウソに乗ってくれた
彼の優しさをひしひしと感じた…
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