私の願い
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≪友達≫
仁がこの言葉を使うたびに
≪これ以上近づくな≫
そう聞こえた
私は仁の≪友達≫でしかなくて
近づくことも遠ざかることもない
作られた友達みたいだなぁって思ったんだ
お昼一緒に食べて
一緒に帰って
どうでもいい話して
笑いあって
私はホントに仁の友達になのかな??
私は≪友達≫って言葉で仁を縛り付けてるのかもしれない
そんなの…やだな…
私が仁のことすきだって
仁は知ってるから
私のこと
突き放せないのかな…??
仁は優しいから
私を≪友達≫にしてくれたんだ
仁だってわかってると思う…
私が本当の≪友達≫じゃないことくらい
最初のほうは
仁に振り向いてもらおうって意気込んでたけど
私はすっかり意気消沈していた
でも私には…
唯一の仁とのつながりを
終わりにすることは
できなかった