≪気にしないで≫

とは言ったものの…



今月は和也とデート全然してないんだよねぇ…




今日だって…


和也が私の家にきてくれるって言ってたのに…



もうドタキャンにも慣れちゃった




仕方ないよね…

部活が大変なんだもん




私は和也に

≪部活と私どっちが大事なの!?≫

なんて聞くつもりはないし


言ったところで


≪重い女≫だなんて思われたら終わりだし…



和也が大すきだから


和也の邪魔をしたくない


私は和也の支えになりたい




あー!!


でも

もう少し私のこと見てほしいよ



廊下を歩きながら


私はため息をついた




??「なんだー??そのため息は」



突然後ろから男の人の声がした



『えッ』


私はびっくりして

すぐに後ろを振り返った



仁「また亀に放置でもされた??」


ニヤニヤ笑いながら

私の痛いとこをついてくる

『仁ッ!!』


そこには友達の


仁がいた






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