ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ━


お風呂から出た時

携帯が鳴ってるのに気がついた



和也からだった


私は濡れた髪をタオルで拭き電話にでた



『もしもし??和也??
普段の日に電話くれるなんてめずらしいね』


嬉しくて
少しにやけながら電話に出た



≪………≫



無言…

あれ…??



『和也…だよね??』



≪………なぁ…≫

あ…やっぱり和也だ

愛しい人の声だもん

すぐわかるよ


『ん??何ー??』


≪今から……会いにっていい??≫

『え…うん!!
もちろんだよ!!』


和也が会いにきてくれる


まさか…そんなこと言われるなんて思ってなかった


≪…じゃ≫

ﾌﾟｯ━



あッ切れちゃった

無愛想だなぁッもー…


８時かぁ……


部活終わったばっかりだから疲れてるんだね



きっと…




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