幸せの約束
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「ん??
俺が降りる駅だからチャリおいてあるし…
家まで送るよ」
彼の笑顔は
『………』
私の思考回路は停止させる
「立つ…??
それとも座る??」
いつの間にか
自分がいる場所は彼の最寄りの駅だった
『え…??』
私なんか聞かれた…??
彼の言葉が頭に入ってない
「やっぱり座って」
そう言って彼は荷台にジャージを巻き始めた
座るか…立つかって言ったよね
『あッ!!
私…立ち乗りで大丈夫だよ??』
「やーだ」
『キャッ!!』
彼は私を軽々と持ち上げて荷台に座らせた
「陽奈…お尻痛くない…??」
彼は自転車にまたがる
『仁が…ジャージ巻いてくれたから…
痛くないよ』
ぅわー…
仁優しい…
「よかった
じゃあ出発ー」
彼は自転車をこぎ始める
私は彼のジャージをつかんだ
「そんなんじゃ落っこちる
ちゃんとつかんでて」
『わッ』
彼は私の手を引っ張って
腰に手をまわさせた
ドキッ━
私の体は仁にピッタリとくっついてる
平常心が保てない…
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