幸せの約束
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「陽奈…」
彼は私の名前を呼ぶ
真っ暗だし
私は彼の腕の中にいるから
彼の表情なんてわからない
だけど…
「…陽奈」
余裕がなさそうに
彼は私の名前を呼ぶ
チュウ━
『ひゃッ』
彼の唇が私の首筋を這った
チュッ━
『じ…仁ッ…
くすぐったいよ…』
ってか…
この状況は何!?
「こんなつもりじゃ…なかったんだけど…
陽奈がそばにいると…なんか…自分が抑えられなくなる」
仁が私を強く抱きしめる
耳元でこう言われた
『仁…??』
ダメだ…私…
この状況を理解できない
「ごめん…変なこと言ってる…
悪ぃけど…俺のことイヤだったら払いのけて…帰ってくんない??
そうじゃなきゃ…俺…陽奈のこと………」
彼の声は苦しい
『仁…??
…私はね…仁のことイヤだなんて思ったことないよ…
そんなこと…一回もないよ…』
だから彼を払いのけてまで帰るなんて
私にはできなかった
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