幸せの約束
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「できたーッ」
彼はテーブルの上にできたてのパスタを置いた
『おいしそー!!』
短時間でこんなオシャレな料理ができるんだ
「はいッじゃあ…いただきますッ!!」
テーブルを挟み
私と向かい合わせに座る仁
『いただきまーすッ』
私は一口
仁が作ったパスタを食べた
『んーッ!!
すっごいおいしい!!』
「サンキュ」
彼もそう言ってパスタを口にした
『ごちそう様でしたッ
すごいね仁は…
私なんかとちがって…すごくしっかりしてる』
「そっかぁ!?
まぁ一人暮らしも、もう慣れた頃だからかな」
彼は笑いながら話す
『そーなんだ』
「うん、三年になってから始めて、部活に打ち込みたいのと、自立したいってのがあってさ」
『へぇ…感心した!!』
なんだか大人だ…私とは全然ちがう
「そりゃどうも」
両手を口に持ってって
恥ずかしそうな顔をする
『うっ…あ…
洗い物くらいはして帰るねッ』
彼にその顔を見せられ
直視できなくなった
私は食器をまとめてその場に立ち上がった
「え!?いいよ!!
俺がするから!!」
彼は私の腕をつかんで行動を止める
『これくらいはさせて
お願い』
「えっ………んー…
じゃあ…お言葉に甘えて…」
『うんッ』
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