幸せの約束
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「どーぞ」
『わぁ…』
五階建てのアパートの四階の角が
仁の暮らしてる場所だった
なんか…仁の匂いする
って
私は匂いフェチかッ
「なんか作るから待ってて」
そう言って仁は台所に向かおうとする
『えっ、いいよ!!
私が勝手に押しかけただけなんだし気にしないでッ!!』
そんな彼を私は引き止めた
「一人で食うメシはあんまり美味くないんだよな…
だから食べてって
たいしたもん作れないけど」
彼はシュンとして上目使いで私を見る
私は彼のそんな姿にキューッとしてしまった
『じゃ…じゃあ…お願いします…』
「おぅ」
彼は笑顔で台所に向かった
『あの…何か手伝うことある??』
後ろ姿の仁に聞いてみる
「お客様はくつろいで待っててくださーい」
私のほうを少し振り返り
彼は笑顔で言った
『……ッ』
あー…
ドキドキしすぎて
心が苦しい
.