チャラ男と私














「じゃあまた明日」



「じゃーねー」



「うん、気をつけて帰ってね」






私は手を振って、玄関前で二人を見送った





高校生活、最初は不安でいっぱいだったし、やっていけるのかなって思ってた





無理矢理、副室長になってしまったりしたけど





あの二人が私と一緒にいてくれてよかった………

















「なに警戒してんの??」




「………してねーから」





「俺が白石に手ぇ出そうとしてんのがそんなに怖い??」




「はッ!?お前、なに言って…」




「俺、白石を落とす自信、あるよ」




「やめろ…」



「…どうして??」



「遊びで白石の気持ち弄んで…傷つけるんなら頼む、やめてくれ…」




「じゃあ…俺が本気だ…って言ったら??」




「ッ!?カメ…お前………」










.



49/73ページ
スキ