チャラ男と私
「で??なんで一緒にいたんだよ」
「だからさっきも言っただろ」
結局、赤西も一緒に昼食をとることになった
亀梨君に理由を聞いても納得いかないのか疑いの眼差しで私たちを交互に見てきた
「売店の焼そばパンを一緒に買いに行ったの」
亀梨君が左手にもつパンを指差して私は言った
「じゃあ白石はそのプリン買ったの??」
「あ…これは亀梨君にもらった」
さっきの亀梨君の優しさを思い出して体温が上がった
「ふーん、へーぇ、そうなんだー、優しい優しいカメナシクンに買ってもらったんだぁー」
「…なにその言い方」
人のこと馬鹿にして…
「カメ!!なんで俺を誘ってくれなかったんだよ!!」
「だってお前、朝からみっちーとこっちゃんとメシ食うって言ってたじゃん」
「言ってたかもしんねーけど!!」
赤西はまた騒ぎだした
「かも、じゃなくてハッキリ言ってたから」
「私もそれ聞いたよ」
亀梨君は赤西を適当にあしらってた
「ずりーじゃん!!俺も誘えよ!!」
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