未来彼氏、
「ごめっ…夢裕」
『えぇっ!!大丈夫ですかっ!?』
突然のことで気が動転してそのまま外に転がしとくこともできずに私は彼に肩を貸して部屋に入れた
歩くのも辛そうな彼をソファーまで誘導して寝転ばせる
でもそれはすぐに後悔へと変わる
「………なんちゃって」
ベッと舌をだして彼は笑ってソファーに座り直した
『え………はぁ!?』
「いやーホントにお人よしだよなー俺ら」
意味不明なことを言いながらまた笑う
ややややややっぱり変態だったんだ!!
私は迂闊にも変態を部屋に入れてしまった
わけもわからないし
声もでないし
私は後退りしてとにかくその変態と距離を置いた
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