未来彼氏、
『やっと…会えた』
私の頭の中で今までの二年間がグルグルと回りだして我慢できなかった涙が溢れ出した
「えぇっ、ちょ…あの…えっと、誰…ですか??」
彼は突然現れて泣き出した私を見てかなりあたふたしていた
だけどもう私の感情は自分じゃコントロールできない
『………うーっ!!和也が私のことっ!!誰って言ったー!!』
和也が私を誰だかわからないことくらいわかってる
だけど…
こっちは二年間も待ってたんだっつーの!!
「は!?ちょ、落ち着いて!!俺が泣かせたみたいじゃん!!」
『そうじゃんか!!』
辺りは私の泣き声で騒然としだした
「えっ!?ごっごめん!!えぇ!?なんでっ!?」
和也が戸惑うことくらいわかってるのに泣き止めない
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