すきの気持ち
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キーンコーンカーンコーン
三限目の始まりを意味するチャイムが鳴り響くと同時に
私と和也は教室に入った
皐月「コラ!!
碧ッ!!
アンタねー今まで何してたの!?」
友達の皐月が
ものすごい勢いで
私の肩を揺さぶる
『…』
皐月にも
迷惑かけちゃった…
私はなんてヤな奴なんだろう
皐月「なんとか言いなさいよ!!
どこで何してたの!?」
『ぇえっと…』
皐月の怒鳴り声にハッとし
私は和也の方に目線を移した
助けを求めるような
そんな感じで
でも…
『…え…??』
あからさまに
目を逸らされた
皐月「碧…??
どうかした??」
皐月は私の目線に気づいたのか
辺りを見回した
『ううん…なんでもない
心配してくれてありがとう
迷惑かけちゃってごめんね』
皐月「碧が無事だったから
もういいよ」
皐月は笑顔になって
自分の席についた
私って
そばにいてくれる人のありがたみ
わかってなかった…
和也が私と目を逸らしたこと
それは私の中で
だんだんと気のせいになっていった