すきの気持ち
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「ちょ…!?
何泣いてんだよ!!」
『だ…だっ…て…
わたし…
和也のこと…
いっぱい…
傷つけたっ…』
自分が嫌い
涙はボロボロ落ちるし…
喉が鳴ってしゃべれない
「…やっと気づいたのかよ…
俺もう心ズタズタだからな」
『ッ…ごめッ…な』
「やだ
謝んな」
私は和也の胸の中にいた
『…??』
「謝んなよ…
フラれたみたいでやだ」
『…ふはっ』
「笑うなッ」
和也の腕の中は暖かくて
安心する
優しい和也の手は
私のことを
きつくもなく
ゆるくもなく
大事に抱きしめてくれた
「碧が彼氏と別れてから…
俺…無意識に碧に触れてたんだ…」
和也の声と
和也の心音
「碧は俺のこと友達だって思ってんのに…
なんか抑えられなくて
手ぇつないだり
抱きしめたりして…
碧に避けられるのが怖かった」
『避けてたのは和也のほうじゃん』
少し泣きやんだ私は
和也の胸の中で言った
.