すきの気持ち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
なんで告白…??
和也の言葉が理解できなくて
自分がなんて言ったのか思い出してみる
5分前…
「結局…なんでフラれたワケ??
言える範囲でいいから教えて??」
和也が私に優しく聞いてくれて…
『私には愛が足りないんだってー
俺愛されてる気がしねぇわ
で…終わっちゃった』
私はため息混じりにこう答えた
「碧案外あっさりしてるもんな
でも…ちゃんとすきだったんだろ??」
和也は私の口にポテトをほうりこんだ
『んッ…当たり前じゃん
すきだよぉ…
私だってすきじゃない人と付き合うほど馬鹿じゃないもん…』
ポテトをのみこんで
私は下を向いた
「それくらい知ってる
つかさぁ碧は…
やり直したいとか思わないわけ??」
『…一緒にいて傷つかれるよりは…
別れたほうがいいと思って
だから諦める』
私は少しの沈黙のあと
こう答えた
別れたくはなかったよ
「頑張ったんだ??」
口の端を上げて
楽しそうに聞いてくる和也
『えー
頑張りましたとも』
頑張らなきゃ思い決められないし
「そんないじけんなって
ただ…未練とかあるんだったら
スッキリさせろよ」
和也はまた
私の口にポテトを入れた
『んー…未練て言うか…
最後にすきって
言いたかったなぁ…』
「言えば??
ちゃんと伝えなきゃ
わかんねぇことだってあるんだし…」
『でも…』
別れたんだし
もう話したくもないかな…??
私の決心は鈍る
「不安なら
俺もついてってやるけど…??」
私っていい友達持った
優しいなって思った
『和也は優しいね
私…和也がいれば地球滅びてもいいや』
って笑顔で言った
そしたら
それは告白してるのと一緒なんだって…
もちろん地球滅びちゃったら困るし…
冗談なんだけどなぁ…