USJ襲撃編
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制服を着てローファーを履いて家を出る。今日の時間割は何だったかと考えながら雄英高校へと向かう。ちょうど学校につく手前というところでマスコミに囲まれてしまった。
「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」
「一言でいいので答えてください!!」
「オールマイトはどんな授業をしますか!?」
一気に話しかけられて正直うざったい。答えるのも面倒だったので無言を貫き校門まで一気に突き抜けると、相澤先生が私と入れ替わるようにマスコミへと向かって行った。相澤先生が行ったので大丈夫だろうと歩みを進めると後ろからゴゴガガガ!!と大きな音がした。
びっくりして後ろを振り返ると相澤先生とマスコミの間の校門に分厚い壁が出来上がっていた。これが雄英のセキュリティか、と思って眺めていると相澤先生がやってきた。
「何眺めてんだ、早く教室行け。俺もあと少ししたら行くからな。」
「…はい。また後で。」
すれ違いざまに頭をポンポンされて何とも言えない気持ちになる。腕時計を見るともうすぐ予鈴が鳴る時間だったので早歩きで教室へと向かった。
教室についてしばらくしてからHRが始まった。隣の耳郎と話していたが相澤先生が入ってきたためお喋りを中断して前を向く。
「昨日の戦闘訓練お疲れ様。Vと成績見せてもらった。」
「「!!」」
先生の一言で教室の空気が少し緊張気味になる。
「爆豪、お前もうガキみてえなマネするな。能力あるんだから。」
「……わかってる。」
先生の指摘に爆豪が返事を返す。確かに昨日の爆豪と緑谷は前世で激しいスタンド戦をしてきた私でもドン引きするくらいには̪私怨まみれの戦闘だった。
「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か。”個性”の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通させねえぞ。
俺は同じことを言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ緑谷。」
「っはい!」
その他は特に触れられることもなく昨日の戦闘訓練の講評は終わったが、相澤先生が何かを言いたそうにこっちを見ていたのが謎だった。
「さてHRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」
「「学校っぽいの来たー!!!」」
先生が深刻そうな雰囲気で本題に入ったのでまた臨時テストなんかがあるのかと身構えたが、ただ学級委員長を決めるだけだった。
面倒くさい、と思っていたらみんな「委員長!!やりたいです!!」「ボクの為にあるヤツ☆」などとやる気が満々で驚いてしまう。
みんな手を上げて立候補している中、飯田の静粛にという言葉と投票で決めべきだという意見が採用されて投票制になった。時間内に決めれば何でもいいよと言って寝袋にくるまった相澤先生は見なかったことにする。
「そういえば蝶は委員長やりたくないの?」
「面倒」
隣の耳郎の質問に答えれば、なかば呆れた顔をされた。面倒でしかないだろう、委員長なんて。そう考えていると投票の結果が出たらしく黒板に書かれていた。
結果、緑谷が委員長で八百万が副委員長になった。私は飯田に入れたのだが、一票入っていることに感動している飯田を見てしまったので私が入れたというのは黙っておこうと思う。八百万は緑谷に負けたのを悔しがっていて、肝心の緑谷は自分が委員長になるとは思ってなかったらしく驚きで固まっていた。
個性もクセも強いクラスだな、と思っている間に残りの時間は過ぎていった。
「オールマイトの授業はどんな感じですか!?」
「一言でいいので答えてください!!」
「オールマイトはどんな授業をしますか!?」
一気に話しかけられて正直うざったい。答えるのも面倒だったので無言を貫き校門まで一気に突き抜けると、相澤先生が私と入れ替わるようにマスコミへと向かって行った。相澤先生が行ったので大丈夫だろうと歩みを進めると後ろからゴゴガガガ!!と大きな音がした。
びっくりして後ろを振り返ると相澤先生とマスコミの間の校門に分厚い壁が出来上がっていた。これが雄英のセキュリティか、と思って眺めていると相澤先生がやってきた。
「何眺めてんだ、早く教室行け。俺もあと少ししたら行くからな。」
「…はい。また後で。」
すれ違いざまに頭をポンポンされて何とも言えない気持ちになる。腕時計を見るともうすぐ予鈴が鳴る時間だったので早歩きで教室へと向かった。
教室についてしばらくしてからHRが始まった。隣の耳郎と話していたが相澤先生が入ってきたためお喋りを中断して前を向く。
「昨日の戦闘訓練お疲れ様。Vと成績見せてもらった。」
「「!!」」
先生の一言で教室の空気が少し緊張気味になる。
「爆豪、お前もうガキみてえなマネするな。能力あるんだから。」
「……わかってる。」
先生の指摘に爆豪が返事を返す。確かに昨日の爆豪と緑谷は前世で激しいスタンド戦をしてきた私でもドン引きするくらいには̪私怨まみれの戦闘だった。
「で、緑谷はまた腕ブッ壊して一件落着か。”個性”の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通させねえぞ。
俺は同じことを言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ緑谷。」
「っはい!」
その他は特に触れられることもなく昨日の戦闘訓練の講評は終わったが、相澤先生が何かを言いたそうにこっちを見ていたのが謎だった。
「さてHRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…学級委員長を決めてもらう」
「「学校っぽいの来たー!!!」」
先生が深刻そうな雰囲気で本題に入ったのでまた臨時テストなんかがあるのかと身構えたが、ただ学級委員長を決めるだけだった。
面倒くさい、と思っていたらみんな「委員長!!やりたいです!!」「ボクの為にあるヤツ☆」などとやる気が満々で驚いてしまう。
みんな手を上げて立候補している中、飯田の静粛にという言葉と投票で決めべきだという意見が採用されて投票制になった。時間内に決めれば何でもいいよと言って寝袋にくるまった相澤先生は見なかったことにする。
「そういえば蝶は委員長やりたくないの?」
「面倒」
隣の耳郎の質問に答えれば、なかば呆れた顔をされた。面倒でしかないだろう、委員長なんて。そう考えていると投票の結果が出たらしく黒板に書かれていた。
結果、緑谷が委員長で八百万が副委員長になった。私は飯田に入れたのだが、一票入っていることに感動している飯田を見てしまったので私が入れたというのは黙っておこうと思う。八百万は緑谷に負けたのを悔しがっていて、肝心の緑谷は自分が委員長になるとは思ってなかったらしく驚きで固まっていた。
個性もクセも強いクラスだな、と思っている間に残りの時間は過ぎていった。