入学編
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耳郎と話しながら歩いているとグラウンドβへ到着した。改めてクラスのみんなのコスチューム姿を目にするがなかなか個性的で、ロボのような見た目からthe・戦闘服というような見た目の人もいる。
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
多分、飯田であろうロボコスチュームの人物がオールマイト先生に質問する。それに対しオールマイト先生はもう2歩先へ踏み込んで屋内での対人戦闘訓練をする、と答えた。なんでも凶悪敵出現率は統計的にみると屋外よりも屋内が多いらしい。たしかに自分の時も屋内だったなとふとあまり思い出せない記憶を掘り起こしてみる。
「君らにはこれから”ヴィラン組”と”ヒーロー組”に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!!」
オールマイト先生の言ったその言葉にハッと意識を現実へ戻された。2対2の屋内戦だというがこのクラスは21人いる。1人が余るなと思っているとみんなが先生へと次々に質問していく。
勝敗のシステムはどうなるか、ぶっ飛ばしてもいいのか、除籍はあるのか、どのようにチーム分けするのか、一人余るがどうするのか、などと一斉に質問しているので先生は聖徳太子ィィ!!と困っている。それを見て教師も大変なもんだ、と思った。
コホン、と咳払いをしてカンペを見ながらオールマイト先生が勝敗のシステムを説明しだす。
ヴィランが室内に核を隠し持っていて、ヒーローはその核を処理しようとしている。
ヒーロー組の勝ち条件は制限時間以内に核を回収するか、ヴィラン組を全員捕まえること。ヴィラン組の勝ち条件は、制限時間以内までに核を守り抜くか、ヒーロー組全員を捕まえること。なお、チームの決め方はくじで一つだけ3人組のチームができ、そのチームと当たるチームにはハンデがあるとのことだった。
みんながくじを引き終わって、チームに分かれていく。私の引いたくじはIで、尾白と葉隠と一緒のチームで唯一の3人チームだ。最初の対戦は爆豪と緑谷のチームで̪私情バチバチのバトルで見ていてドン引きしてしまった。緑谷はあそこまでする必要があったのか?なんて考えていると私たちのチームと轟のチームの番になった。
そこでオールマイト先生がハンデについて説明する。
「Iチームの3人には誰がハンデを受け負うか話し合ってもらおう!ちなみにハンデは核のフロアにしかいられないというものだよ!」
「わかりました、説明ありがとうございます。」
3人で話し合った結果、私がハンデを負うことになった。索敵係の葉隠が危ない格好になり、核を守るための私と尾白が位置について戦闘準備が整ったところでスピーカーから「START!」と声が聴こえた。
その瞬間に小さくパキパキと音がした気がして、インカムで葉隠と尾白に向かって叫んだ。
「何か来るぞッ!」
「「えっ??」」
叫んだ瞬間に建物全体を氷が覆っていた。すかさず自分の足元の氷を波紋で割って尾白の氷も割ってやる。それからインカムで葉隠の場所を教えてもらって波紋で氷を割る。
「尾白、葉隠の氷を割るから核は任せる。」
「うん、守っておくよ!」
「葉隠、居場所を教えてくれ。氷を割る。」
「花京院ありがとー!2階の階段前の廊下にいるよ!」
「わかった、今やる。」
2階にいた葉隠の氷を波紋を使って割ったところで相手チームの轟がフロアに来た。そのまま流れで戦闘になる。轟の氷を波紋で割って脇腹めがけて右の膝蹴りを入れる。躱されたところで1回転しハイキックと見せかけてひじを顎に入れたところでスピーカーから「ヒーローチームWIN!!」と声が聴こえ、核のほうを見やるといつの間にかいた障子が核にタッチして回収していた。
ビルから出て講評を聞きに戻る。今回のベストは障子だった。それからも次々に対戦していき、終わる頃にはみんな自分の課題点を見つけていた。更衣室に戻る途中、耳郎にヤバいものを見る目で見られたのでなんだと返すと驚きの質問が飛んでくる。
「ちょっと蝶、あんたなんか格闘技とかしてたわけ?」
「確かに体は鍛えていたけど、格闘技とかは特にやったことはないな。」
「そうなのー!?花京院って天才型なんだねー!あとさ、私も蝶って呼んでいい?」
「あたしもー!!蝶って呼びたい!」
女子更衣室に戻ってきて着替えながら質問に答えていると、会話に入ってきた葉隠を筆頭に芦戸、麗日などの女子の面々から名前で呼んでもいいかと聞かれたのでOKする。それが少しおかしくて笑いながらぜひ呼んでくれと答えればまた耳郎にこれだからイケメンは!!と叫ばれてしまった。
放課後に反省会をするといってみんな残っていたが、買い物があったので断って一人で帰る。口の悪さがばれていないのに一安心だ。校門に行く途中で爆豪と緑谷、オールマイト先生が何かしていたけど特に気にすることではないと思ったのでお疲れ、と声をかけて買い物へ向かった。
「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
多分、飯田であろうロボコスチュームの人物がオールマイト先生に質問する。それに対しオールマイト先生はもう2歩先へ踏み込んで屋内での対人戦闘訓練をする、と答えた。なんでも凶悪敵出現率は統計的にみると屋外よりも屋内が多いらしい。たしかに自分の時も屋内だったなとふとあまり思い出せない記憶を掘り起こしてみる。
「君らにはこれから”ヴィラン組”と”ヒーロー組”に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!!」
オールマイト先生の言ったその言葉にハッと意識を現実へ戻された。2対2の屋内戦だというがこのクラスは21人いる。1人が余るなと思っているとみんなが先生へと次々に質問していく。
勝敗のシステムはどうなるか、ぶっ飛ばしてもいいのか、除籍はあるのか、どのようにチーム分けするのか、一人余るがどうするのか、などと一斉に質問しているので先生は聖徳太子ィィ!!と困っている。それを見て教師も大変なもんだ、と思った。
コホン、と咳払いをしてカンペを見ながらオールマイト先生が勝敗のシステムを説明しだす。
ヴィランが室内に核を隠し持っていて、ヒーローはその核を処理しようとしている。
ヒーロー組の勝ち条件は制限時間以内に核を回収するか、ヴィラン組を全員捕まえること。ヴィラン組の勝ち条件は、制限時間以内までに核を守り抜くか、ヒーロー組全員を捕まえること。なお、チームの決め方はくじで一つだけ3人組のチームができ、そのチームと当たるチームにはハンデがあるとのことだった。
みんながくじを引き終わって、チームに分かれていく。私の引いたくじはIで、尾白と葉隠と一緒のチームで唯一の3人チームだ。最初の対戦は爆豪と緑谷のチームで̪私情バチバチのバトルで見ていてドン引きしてしまった。緑谷はあそこまでする必要があったのか?なんて考えていると私たちのチームと轟のチームの番になった。
そこでオールマイト先生がハンデについて説明する。
「Iチームの3人には誰がハンデを受け負うか話し合ってもらおう!ちなみにハンデは核のフロアにしかいられないというものだよ!」
「わかりました、説明ありがとうございます。」
3人で話し合った結果、私がハンデを負うことになった。索敵係の葉隠が危ない格好になり、核を守るための私と尾白が位置について戦闘準備が整ったところでスピーカーから「START!」と声が聴こえた。
その瞬間に小さくパキパキと音がした気がして、インカムで葉隠と尾白に向かって叫んだ。
「何か来るぞッ!」
「「えっ??」」
叫んだ瞬間に建物全体を氷が覆っていた。すかさず自分の足元の氷を波紋で割って尾白の氷も割ってやる。それからインカムで葉隠の場所を教えてもらって波紋で氷を割る。
「尾白、葉隠の氷を割るから核は任せる。」
「うん、守っておくよ!」
「葉隠、居場所を教えてくれ。氷を割る。」
「花京院ありがとー!2階の階段前の廊下にいるよ!」
「わかった、今やる。」
2階にいた葉隠の氷を波紋を使って割ったところで相手チームの轟がフロアに来た。そのまま流れで戦闘になる。轟の氷を波紋で割って脇腹めがけて右の膝蹴りを入れる。躱されたところで1回転しハイキックと見せかけてひじを顎に入れたところでスピーカーから「ヒーローチームWIN!!」と声が聴こえ、核のほうを見やるといつの間にかいた障子が核にタッチして回収していた。
ビルから出て講評を聞きに戻る。今回のベストは障子だった。それからも次々に対戦していき、終わる頃にはみんな自分の課題点を見つけていた。更衣室に戻る途中、耳郎にヤバいものを見る目で見られたのでなんだと返すと驚きの質問が飛んでくる。
「ちょっと蝶、あんたなんか格闘技とかしてたわけ?」
「確かに体は鍛えていたけど、格闘技とかは特にやったことはないな。」
「そうなのー!?花京院って天才型なんだねー!あとさ、私も蝶って呼んでいい?」
「あたしもー!!蝶って呼びたい!」
女子更衣室に戻ってきて着替えながら質問に答えていると、会話に入ってきた葉隠を筆頭に芦戸、麗日などの女子の面々から名前で呼んでもいいかと聞かれたのでOKする。それが少しおかしくて笑いながらぜひ呼んでくれと答えればまた耳郎にこれだからイケメンは!!と叫ばれてしまった。
放課後に反省会をするといってみんな残っていたが、買い物があったので断って一人で帰る。口の悪さがばれていないのに一安心だ。校門に行く途中で爆豪と緑谷、オールマイト先生が何かしていたけど特に気にすることではないと思ったのでお疲れ、と声をかけて買い物へ向かった。