高校入学前
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さて、ここで私の個性とスタンドの事について説明しようと思う。まず、個性である「波紋」。これはジョセフさんが使っていたものと同じで、攻撃の手段にもなるし回復力を高めることもできるかなりいい個性だ。
次に生命力が具現化した像、スタンド。私のスタンドはタロットカードの法皇の逆位置に当たる。
スタンド名はInverted・Crime・Hierophant/インヴァード・クライム・ハイエロファント。通称「ICH」(イッヒ)。能力は鉱物の創造・操作で、基本的に常識をガン無視して無から有を創り出したり、アクリル板を鉄並みの硬さに操作したできる。
そして今世では一般人にスタンドが見え、なおかつ私に限らずスタンド使いのほとんどの個性が「波紋」である。
個性とスタンドの説明はこんなところだろうか。
今世の不思議な点は個性に限らず職業にもある。なんと個性を使って人を助けるヒーローという職業があるのだ。当然、子供のなりたい職業ランキング1位はヒーロー。そして私は現在小学1年生である。当たり前のように聞かれるのだ、「好きなヒーローは誰?」「将来はどんなヒーローになりたい?」と。
正直、前世の記憶があるせいで私のヒーローは兄とその仲間たちであるし、そんなにヒーローになりたいわけではないのでいつも言葉を濁していた。
あの最悪の事件が起きる前までは。
その日は雨の日だった。傘を忘れたせいでびしょぬれになって帰ってきた私を見て兄がおかしそうに笑っていた。
「蝶、びしょびしょじゃあないか!」
「しょうがないだろ、朝あんなに晴れていたんだからッ!」
「早くお風呂に入っておいで、そうしたら僕と蝶がすきなチェリーがおやつでまってるよ。」
「はーい。兄さん先に食べるなよ!」
そんな会話をしてお風呂に入った。私がお風呂に入っている間だった。殺人鬼が家に入り込んで、私がお風呂から上がる頃には両親は無惨にもめった刺しにされて顔もわからなくなって、兄はまるで最初からいなかったかのようにその場にいた痕跡すら残っていなかった。
「父さんッッ!母さんッッッ!起きて!!なあ!兄さん、兄さんはどこに行ったんだッッ!?」
私のほとんど悲鳴のような声が上がったことで幼馴染の承太郎さんたちが通報してくれたのだ。そのあとも事件の記憶は曖昧にならず、事件後の記憶だけが曖昧になった。それから私はもう2度とこんなことを繰り返すものかと、必ず兄を見つけて見せると、ヒーローになる決意をしたのだ。
次に生命力が具現化した像、スタンド。私のスタンドはタロットカードの法皇の逆位置に当たる。
スタンド名はInverted・Crime・Hierophant/インヴァード・クライム・ハイエロファント。通称「ICH」(イッヒ)。能力は鉱物の創造・操作で、基本的に常識をガン無視して無から有を創り出したり、アクリル板を鉄並みの硬さに操作したできる。
そして今世では一般人にスタンドが見え、なおかつ私に限らずスタンド使いのほとんどの個性が「波紋」である。
個性とスタンドの説明はこんなところだろうか。
今世の不思議な点は個性に限らず職業にもある。なんと個性を使って人を助けるヒーローという職業があるのだ。当然、子供のなりたい職業ランキング1位はヒーロー。そして私は現在小学1年生である。当たり前のように聞かれるのだ、「好きなヒーローは誰?」「将来はどんなヒーローになりたい?」と。
正直、前世の記憶があるせいで私のヒーローは兄とその仲間たちであるし、そんなにヒーローになりたいわけではないのでいつも言葉を濁していた。
あの最悪の事件が起きる前までは。
その日は雨の日だった。傘を忘れたせいでびしょぬれになって帰ってきた私を見て兄がおかしそうに笑っていた。
「蝶、びしょびしょじゃあないか!」
「しょうがないだろ、朝あんなに晴れていたんだからッ!」
「早くお風呂に入っておいで、そうしたら僕と蝶がすきなチェリーがおやつでまってるよ。」
「はーい。兄さん先に食べるなよ!」
そんな会話をしてお風呂に入った。私がお風呂に入っている間だった。殺人鬼が家に入り込んで、私がお風呂から上がる頃には両親は無惨にもめった刺しにされて顔もわからなくなって、兄はまるで最初からいなかったかのようにその場にいた痕跡すら残っていなかった。
「父さんッッ!母さんッッッ!起きて!!なあ!兄さん、兄さんはどこに行ったんだッッ!?」
私のほとんど悲鳴のような声が上がったことで幼馴染の承太郎さんたちが通報してくれたのだ。そのあとも事件の記憶は曖昧にならず、事件後の記憶だけが曖昧になった。それから私はもう2度とこんなことを繰り返すものかと、必ず兄を見つけて見せると、ヒーローになる決意をしたのだ。