発熱。
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「ん…」
「あやか?
起きた?」
ゆっくりと開いた薄茶の瞳。
見下ろす優しい笑顔。
「あ…涼介さん…」
「よく寝たね。もう夜だよ。」
「えっ?」
「はい、計って。」
差し出された体温計。
差し込むわきの下。
「食欲ある?」
「あ…うん。
おなかすいた…」
聞こえた電子音。
黙ったまま受け取る涼介。
「下がってきたね。
良かった。」
そう言って撫でる頬。
「あっそうだ!」
「何?」
「カーテンあけて!
ほしっみえる?」
「ん?星…どうかなぁ?」
不思議そうな顔をしながら
ベッドの窓のカーテンを開ける涼介。
「星…見えないね。」
「あった!みえたよっ」
「えっ?どこ?」
「ここ!
涼介さんも寝ればみえるよ!」
言われるまま並んで横たわるベッド。
ちょうど真上に輝く小さな光。
「本当だ…」
「よかった。」
「なんで星?」
「だって…今日しか会えないんだよ。」
「えっ?」
「熱でたけど
ねがいごとはかないました!」
「あぁ…そうか今日は…」
どちらからともなく絡まる視線。
ゆっくりと重ねる唇。
確認するまでもない同じ願い。
こうして
夜はふけていった。
→次はオマケです。
「あやか?
起きた?」
ゆっくりと開いた薄茶の瞳。
見下ろす優しい笑顔。
「あ…涼介さん…」
「よく寝たね。もう夜だよ。」
「えっ?」
「はい、計って。」
差し出された体温計。
差し込むわきの下。
「食欲ある?」
「あ…うん。
おなかすいた…」
聞こえた電子音。
黙ったまま受け取る涼介。
「下がってきたね。
良かった。」
そう言って撫でる頬。
「あっそうだ!」
「何?」
「カーテンあけて!
ほしっみえる?」
「ん?星…どうかなぁ?」
不思議そうな顔をしながら
ベッドの窓のカーテンを開ける涼介。
「星…見えないね。」
「あった!みえたよっ」
「えっ?どこ?」
「ここ!
涼介さんも寝ればみえるよ!」
言われるまま並んで横たわるベッド。
ちょうど真上に輝く小さな光。
「本当だ…」
「よかった。」
「なんで星?」
「だって…今日しか会えないんだよ。」
「えっ?」
「熱でたけど
ねがいごとはかないました!」
「あぁ…そうか今日は…」
どちらからともなく絡まる視線。
ゆっくりと重ねる唇。
確認するまでもない同じ願い。
こうして
夜はふけていった。
→次はオマケです。