発熱。
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「それで…あやかは?」
不安そうに女神を見つめる啓介。
「ただの風邪だ。
暑いとは言え裸で寝かせるのは良くないぞ。」
「はい…」
また赤くなった涼介。
「俺はいつも裸で寝てるけど…」
「啓介とあやかちゃんは作りが違うんだ。」
「なんだよソレ!」
「ガタガタ言ってないで氷嚢でも持ってこい。
涼介は薬だ。来なさい。」
「はい。」
「ひょうのうってなんだ?」
「アイスノンだ。早くしろ。」
早口で言って父の後を追う涼介。
不機嫌そうな弟。
「夏風邪は治りにくいから気を付けてやりなさい。
これとこれを食後に2錠ずつ。
食欲が無いかも知れんがなるべく食べさせるようにな。」
「はい。」
握りしめた薬。
沈んだ表情。
「あやかちゃんの風邪はお前のせいじゃない。
悪いと思うなら精一杯看病すればいい。」
「父さん…」
「2~3日ゆっくり休めば良くなるだろう。
もし容態が急変するような事があったらすぐ起こしに来い。」
「ありがとう…」
「あやかちゃんは私にとっても大事な娘だからな。
もう寝るぞ、おやすみ。」
「おやすみなさい。」
丁寧に下げた頭。
満足げに微笑む父。
薬を手に向かう自分の部屋。
不安そうに女神を見つめる啓介。
「ただの風邪だ。
暑いとは言え裸で寝かせるのは良くないぞ。」
「はい…」
また赤くなった涼介。
「俺はいつも裸で寝てるけど…」
「啓介とあやかちゃんは作りが違うんだ。」
「なんだよソレ!」
「ガタガタ言ってないで氷嚢でも持ってこい。
涼介は薬だ。来なさい。」
「はい。」
「ひょうのうってなんだ?」
「アイスノンだ。早くしろ。」
早口で言って父の後を追う涼介。
不機嫌そうな弟。
「夏風邪は治りにくいから気を付けてやりなさい。
これとこれを食後に2錠ずつ。
食欲が無いかも知れんがなるべく食べさせるようにな。」
「はい。」
握りしめた薬。
沈んだ表情。
「あやかちゃんの風邪はお前のせいじゃない。
悪いと思うなら精一杯看病すればいい。」
「父さん…」
「2~3日ゆっくり休めば良くなるだろう。
もし容態が急変するような事があったらすぐ起こしに来い。」
「ありがとう…」
「あやかちゃんは私にとっても大事な娘だからな。
もう寝るぞ、おやすみ。」
「おやすみなさい。」
丁寧に下げた頭。
満足げに微笑む父。
薬を手に向かう自分の部屋。