白いFC。
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「やな言い方っ」
「車のいろはも分からねぇのに
あんなFCに乗るなんてもったいねぇって。」
「たかにーが教えてあげればいいじゃんっ」
並んで向かう階段。
見つめる細い足首。
「やだ。うぜぇ」
「文句ばっかり言うのはイジメだよ。」
「なんも知らねぇで武王に来るなんてアホだろ。」
「知らないのはしょうがないじゃんっ」
息の合った会話。
揃って上る足音。
「アホの相手なんかしねぇぞ。」
「じゃああたしが教えてあげよっかな?」
「あやかは学校があるだろ!
それにお前はまだまだ教える立場じゃねぇよ。」
「むーっ
今お前って言った!」
立ち止まって貴之を見上げるあやか。
「あ!」
「昨日もうお前って呼ばないって言ったのにっ」
「わっ悪かった!」
「もうやだっ
たかにーなんか嫌いだもんっ」
駆け出す小さな体。
揺れるスカート。
覗いたストライプ。
「あやかっ
コラ!パンツ見えたぞっ」
「えっち!」
「待てってー」
「やだもんっ」
「おーい。あやか~」
事務所へと消える2人の声。
胸をなで下ろす武田と史浩。
ざわざわと騒ぐ胸に奥歯を噛んだ涼介。
やっぱり
あの2人の間には
入れない…
「車のいろはも分からねぇのに
あんなFCに乗るなんてもったいねぇって。」
「たかにーが教えてあげればいいじゃんっ」
並んで向かう階段。
見つめる細い足首。
「やだ。うぜぇ」
「文句ばっかり言うのはイジメだよ。」
「なんも知らねぇで武王に来るなんてアホだろ。」
「知らないのはしょうがないじゃんっ」
息の合った会話。
揃って上る足音。
「アホの相手なんかしねぇぞ。」
「じゃああたしが教えてあげよっかな?」
「あやかは学校があるだろ!
それにお前はまだまだ教える立場じゃねぇよ。」
「むーっ
今お前って言った!」
立ち止まって貴之を見上げるあやか。
「あ!」
「昨日もうお前って呼ばないって言ったのにっ」
「わっ悪かった!」
「もうやだっ
たかにーなんか嫌いだもんっ」
駆け出す小さな体。
揺れるスカート。
覗いたストライプ。
「あやかっ
コラ!パンツ見えたぞっ」
「えっち!」
「待てってー」
「やだもんっ」
「おーい。あやか~」
事務所へと消える2人の声。
胸をなで下ろす武田と史浩。
ざわざわと騒ぐ胸に奥歯を噛んだ涼介。
やっぱり
あの2人の間には
入れない…