白い彗星。
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「もしもし?」
『あやか?
今どこにいる?』
「え…赤城…」
気まずそうに答えるあやか。
息を潜めて見守る弟。
『知ってるよ。
目の前に紅子があるからね。』
「あ…そっか。」
『早く戻ってきな。』
「うん…」
『切るよ?』
「うん。」
そして畳む携帯。
のぞき込む啓介。
「兄貴…なんだって?」
「戻ってきなって…」
「そうか…どーする?」
「タムラがいるってことは全部バレてるよ。
みんなで戻ろう。」
「そっか…行くぞ!」
覇気なく歩き出した小さな体。
男のシャツを掴み後に続く啓介。
「あっあやかさん!」
「タムラ…」
「うっ」
まず現れたレッドウィンズの幹部。
黒いシャツの襟を締めるあやか。
「なんでお前がいるんだよっ!」
「いやあのっ史浩さんがっ」
「フーミンがなんなんだよ!?
お前がわざわざ言わなくていいって言うから
涼介さんに内緒にしといたんだぞっ!」
数センチに近付いた顔。
鼻にかかる温かい吐息。
瞬時に赤くなった北村。
「あやか…」
聞こえた愛しい声。
ぴくりと反応する体。
「気にするなって言ったのに…」
「だって…」
北村を解放した手。
見事に真っ赤な顔。
『あやか?
今どこにいる?』
「え…赤城…」
気まずそうに答えるあやか。
息を潜めて見守る弟。
『知ってるよ。
目の前に紅子があるからね。』
「あ…そっか。」
『早く戻ってきな。』
「うん…」
『切るよ?』
「うん。」
そして畳む携帯。
のぞき込む啓介。
「兄貴…なんだって?」
「戻ってきなって…」
「そうか…どーする?」
「タムラがいるってことは全部バレてるよ。
みんなで戻ろう。」
「そっか…行くぞ!」
覇気なく歩き出した小さな体。
男のシャツを掴み後に続く啓介。
「あっあやかさん!」
「タムラ…」
「うっ」
まず現れたレッドウィンズの幹部。
黒いシャツの襟を締めるあやか。
「なんでお前がいるんだよっ!」
「いやあのっ史浩さんがっ」
「フーミンがなんなんだよ!?
お前がわざわざ言わなくていいって言うから
涼介さんに内緒にしといたんだぞっ!」
数センチに近付いた顔。
鼻にかかる温かい吐息。
瞬時に赤くなった北村。
「あやか…」
聞こえた愛しい声。
ぴくりと反応する体。
「気にするなって言ったのに…」
「だって…」
北村を解放した手。
見事に真っ赤な顔。