消せない想い。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あやか…」
「なぁに?涼介さん。」
耳元で囁く声。
顔を上げたあやか。
「もう帰ろう。」
「えっ?なんで?」
「啓介が危険だ。」
「きけん?」
ちらりと目をやる女神。
響き渡った大笑い。
「そうだよなー誕生日だもんなーっ」
「おめれとうれすっけーすけしゃんっ」
ろれつの回らないケンタ。
真っ赤になっている弟。
「何が危険なの?」
「何って…」
「あぁ~っ俺のシンデレラ!」
言いかけた声を遮った叫び。
こちらに突進してきた啓介。
「やめろっ啓介!」
「誕生日だぞぉっ
キスさせろー!」
「やだっこわっ」
怒鳴った兄。
ひるまない弟。
おびえるあやか。
やだっ
足が痛くて走れないのにっ
すぐ捕まっちゃう!
涼介さんの前でキスなんてダメ!!
「止まらないと殴るぞ!啓介!」
「あやか~っ」
握りしめた拳。
突っ込んでくる弟。
『バキッ』
見事に吹っ飛んだ啓介。
ヒットしたゴツい左手。
「調子に乗るなっ!
また日本酒飲んだな?」
吐き捨てるように言うワタル。
胸をなで下ろした女神。
翌日
啓介は
なぜ自分の顔に痣があるのか分からず
首を傾げていた。
→あとがき。
「なぁに?涼介さん。」
耳元で囁く声。
顔を上げたあやか。
「もう帰ろう。」
「えっ?なんで?」
「啓介が危険だ。」
「きけん?」
ちらりと目をやる女神。
響き渡った大笑い。
「そうだよなー誕生日だもんなーっ」
「おめれとうれすっけーすけしゃんっ」
ろれつの回らないケンタ。
真っ赤になっている弟。
「何が危険なの?」
「何って…」
「あぁ~っ俺のシンデレラ!」
言いかけた声を遮った叫び。
こちらに突進してきた啓介。
「やめろっ啓介!」
「誕生日だぞぉっ
キスさせろー!」
「やだっこわっ」
怒鳴った兄。
ひるまない弟。
おびえるあやか。
やだっ
足が痛くて走れないのにっ
すぐ捕まっちゃう!
涼介さんの前でキスなんてダメ!!
「止まらないと殴るぞ!啓介!」
「あやか~っ」
握りしめた拳。
突っ込んでくる弟。
『バキッ』
見事に吹っ飛んだ啓介。
ヒットしたゴツい左手。
「調子に乗るなっ!
また日本酒飲んだな?」
吐き捨てるように言うワタル。
胸をなで下ろした女神。
翌日
啓介は
なぜ自分の顔に痣があるのか分からず
首を傾げていた。
→あとがき。